あなたに伝えたいボルボの話 第1回

ボルボ一筋のベテランが語る
「ボルボを選ぶひとたち」

セールスマンとしてキャリアを重ね、現在はボルボ・カー 世田谷、ボルボ・セレクト尾山台を統括する岩渕ゼネラルマネジャーに、ボルボがなぜ選ばれるのか。そして、「ひと」を大切にするボルボが運営するカーディーラーはどのようなお店なのか、話を伺った。

「大切なひとに勧められるクルマ。それがボルボです」

 「親子3代でボルボにお乗りのお客様がいらっしゃるんです。お父様からお子様をご紹介いただき、いまではお孫さんにもお乗りいただいております。お客様にとって大切な方をご紹介いただける。これほどの喜びはありません」
 ボルボを愛用するユーザーについて語るとき、岩渕さんの顔はひときわ笑顔になる。親しみと敬意が混じった語り口は、まるで長年の知古(ちき)について話しているような、とても自然で人間的なものだった。
 岩渕さんとユーザーとの関係性は、けっして特別なものではない。なぜならば、ボルボを選ぶユーザーの多くが、またボルボを選ぶ傾向にあるからだ。
 「時代によって年間の販売台数は変化しますが、既存顧客と新規顧客の割合は、じつはほとんど変わりません。V70やV40、そしてXC60のように、それぞれの時代でヒット作と呼ばれるようなモデルがありましたが、販売台数が大幅に増えても、おもしろいことに従来車からお乗り換えいただける方も多くなる。リピーターの多さは、ボルボの大きな特徴と言えるかもしれません」

ボルボ・カー 世田谷でゼネラルマネジャーを務める岩渕さん。これまでボルボ一筋、セールスの現場から店舗運営まで経験し、数多くのユーザーのカーライフを支えてきた人物。


リピーターが続出する、ボルボの魅力とは

 ボルボからボルボへ。ユーザーたちは、いったい何に魅力を感じてボルボのリピーターになるのだろう。
 「安全性の高さはもちろんですが、上質な暮らしのパートナーとして、長く愛用いただけると、多くのお客様からご評価いただいております。スウェーデン製の家具にも共通する、あたたかみを感じられるシンプルで飽きのこないデザインもそうです。また、いたずらに機能を追求せず、必要にして十分な能力を備えているところも共感いただいております」
 品質に優れていながらもけっして華美に陥らない、ある種の奥ゆかしさが、共感を得ているのではないかと岩渕さんは教えてくれた。
 プレミアムという言葉にふさわしい上質さと先進性に加え、奥ゆかしさを備えるボルボ。そんなボルボを愛用するユーザーたちの姿も、ボルボというブランドのイメージを押し上げていると岩渕さんは力説する。
 「大変ありがたいことに、ボルボとボルボを愛用するユーザーは、とてもいいイメージで語られることが多いのです。そういった印象は、我々だけでは作ることができません。ボルボが、そうしたいいお客様に支えられているブランドであることは間違いありません」

最新のボルボはデジタル技術を積極的に活用し、より直感的で扱いやすく、定評ある安全性もさらに進化している。とくにGoogleと共同開発したインフォテインメントは最先端だ。

 こうした、長年培ってきたブランド力に加え、ボルボは時代の先端もつねに意識している。Googleと共同開発したインフォテインメント・システム(情報と娯楽を統合して提供する機能)もそのひとつ。タッチ操作はもちろんのこと、Googleアシスタントによる自然で直感的な音声操作で、温度調節や目的地の設定、音楽の再生などが行える。
 「テクノロジーが進化しても、ボルボにとって、すべての中心は『ひと』にあります。あらゆる機能は、使うひと、乗るひとのことを考えて開発されています」


ボルボ・カー 世田谷が日本屈指の販売店であり続ける理由

 岩渕さんがマネージメントするボルボ・カー 世田谷は、ボルボ・カー・ジャパン直営店として最大級のショールーム面積を誇り、販売実績も国内最多という旗艦店だ。
 「我々の仕事は、自動車を販売するだけではありません。むしろ、お客様にご満足いただくには、ご納車してからのお付き合いがとても大切になります。ですから我々も、どうすればお客様にご満足いただけるのか、おもてなしについて話し合う専用のミーティングを重ねるなど、日々努力を続けております」
 ミーティングでは、セールス、メカニックといった職域や職位の壁をなくし、どうすれば顧客満足が高められるのか、現場で起きた事例を共有し、改善点を探していくという。
 「ボルボ・カー 世田谷がオープンしてから、今年で20年になります。我々は常にベストを尽くすよう努力しておりますが、それでも失敗することもあります。お客様からは、これまでたくさん、成長に繋がるヒントをいただきました。それだけでなく、改善された時にはお褒めの言葉まで頂戴することもあります。大変ありがたいことと、心から感謝しております。ボルボ・カー 世田谷は、そうした素晴らしいお客様に育てられ、支えられてきたお店なのです」

ボルボ・カー 世田谷は敷地内にサービス工場を併設し、スピーディな作業を実現。さらにユーザーとメカニックがコミュニケーションを図ることで、クルマの状態などを確実に伝える。

販売車両についての知識に留まらず、ユーザーが本当に求めているものを理解し、提案するおもてなしの精神をモットーとしている。


SHOP DATA

ボルボ・カー 世田谷

所在地:東京都世田谷区用賀1-10-15
電話番号:03-5491-1611
営業時間:10:00〜18:00
定休日:毎週水曜日、第1・第3火曜日定休