あなたに伝えたいボルボの話 第3回

全国トップセールスに聞く
ボルボをいま、買うということ

現在、自動車は100年に1度と言われる大きな変革期を迎えているが、顧客との接点となるセールススタッフは、どのように対応しているのだろうか。全国トップクラスの営業成績を記録した狐崎さんに、ボルボ・カー・世田谷とはどのようなお店なのか、話を伺った。

東京の中心地にある販売店だからこその
やりがいと緊張感

 狐崎さんがボルボに入社したのは、XC90が現行型にフルモデルチェンジした頃。進化したデザインや装備を見て、「ボルボは変わる。ここで働きたい」と直感したという。狐崎さんの予感は的中し、ボルボはプレミアムブランドとして大きく飛躍した。そして、狐崎さんもまた、全国トップクラスの敏腕セールススタッフとしてキャリアを駆け上がる。
 「わたしが全国でトップレベルの成績を収めることができたのは、ボルボ・カー 世田谷という店舗の力が大きかったと思います。東京の中心地ということで、たくさんのお客様がお店を訪れてくださいますし、長年ボルボをご愛用いただいている顧客の皆さまに支えられているからです」
 そう謙遜する狐崎さんだが、東京の一等地に位置する旗艦店で活躍できることに、セールススタッフとしての喜びとプレッシャーを感じているという。
 「ボルボの魅力は、伝統ある安全性はもちろんのこと、美しいスタイル、Googleを搭載した最先端のインフォテインメントシステムなど多岐にわたります。電動パワートレインにいち早く取り組んできたことで、より環境に優しく、経済的でもあります」
 そうボルボの備える魅力について語る狐崎さんの笑顔は、自信に裏付けされていて優しく、力強い。そして何より、こちらが何を求めているのかをつねに最優先で考え、答えていることが伝わってくるのだ。「お客様はいま、何を求めているのか」。全国トップセールスの凄みを感じる瞬間だ。

長年培ってきたセールススタッフとしての経験を活かし、ボルボ・カー・世田谷で新車販売課専任課長として活躍する狐崎さん。


電気自動車に興味を持つユーザーが
本当に知りたいこと

 自動車メーカーとして、いち早く電気自動車への対応を表明したボルボ。すでにC40 RechargeおよびXC40 Rechargeを販売しており、新型コンパクトSUVのEX30の登場をこの夏に迎えるなど、幅広いカーライフに対応するべくラインアップを拡大している。
 商談などを通じて、ユーザーと直接接点を持つ狐崎さんは、これら電気自動車が、これまで以上にボルボの利用者を広げる契機になると考えている。
 「電気自動車については、従来からのお客様に加えて、電気自動車をきっかけにボルボをご検討いただくお客様が増えております。航続距離などを気にされる方がやはり多いですが、そうした性能面については、むしろ皆様は非常に詳しいです。今、電気自動車のご購入を検討されている方は、長年の所有ではなく、比較的短期間での所有をイメージされていますし、カーライフ全体でのコストパフォーマンスを気にされるケースが多いですね。ですから、お客様のライフスタイルを伺い、何を求めていらっしゃるのかを理解したうえで、エコカー減税や補助金にまつわる情報、リースやサブスクリプションといったファイナンスプランを含めた買い方をご提案をしております」
 ボルボでは、通常のオートローンのほか、月々の支払いに税金・保険料をまとめられるリースプランを用意。電気自動車向けには、「e-SMAVO 4/5」という4年で乗り換えができ、支払いが毎月定額というプランも用意されている。

いち早く電動化に取り組んできたボルボ。100%電動自動車からプラグインハイブリッド車まで幅広く取り揃える。電動車ならではの購入にまつわる心配ごとについてもサポートを行なっている。


顧客が満足してくれるからこその成長

 いかにして顧客の満足度を高めるのか。開業から20周年を迎えたボルボ・カー 世田谷が、全スタッフを通じて取り組んでいる内容だ。
 販売店として健全な成長を続けるためには、ユーザーが納得し、またこのお店でボルボを購入したい、サポートを受けたいと思ってくれることが欠かせない。
 ボルボ・カー 世田谷では、車検や点検といったメンテナンスにまつわるアナウンスを、サービススタッフ(メカニック)が顧客と直接行うよう改革を行った。これにより、迅速で細やかな対応を可能にした。一方で、狐崎さんたちセールスも、サービスに顧客対応を任せてしまうのではなく、状況を見ながら顧客のフォローを行うようにしているという。システマチックに作業分担してしまうのではなく、店舗スタッフがひとつのチームとして取り組もうという姿勢が根底にある。
 「来店される直接の用事は点検かもしれませんが、新しいクルマにもご興味をお持ちだったりしますよね。せっかくショールームまでお越しくださったのですから、ご要件だけでなくボルボの魅力を感じていただきたい。時にはおせっかいになってしまうこともあるでしょうが、お客様とのコミュニケーションを通じて、何かお役に立てることが見つかればと考えています」
 根底にあるのは、お客様とのコミュニケーションを大切にするということ。当たり前のようでいて決して簡単ではないこのテーマに、ボルボ・カー 世田谷は正面から取り組み続けている。

ショールームに足を運んでくれる顧客のニーズを受け止め、期待を超える対応を心かける。ボルボ・カー・世田谷で数多くのユーザーがクルマを購入し、サービスを受け続けているのは、日々のたゆまぬ努力の賜物と言えるだろう。


SHOP DATA

ボルボ・カー 世田谷

所在地:東京都世田谷区用賀1-10-15
電話番号:03-5491-1611
営業時間:10:00〜18:00
定休日:毎週水曜日、第1・第3火曜日定休

過去記事

あなたに伝えたいボルボの話 第1回

ボルボ一筋のベテランが語る
「ボルボを選ぶひとたち」

あなたに伝えたいボルボの話 第2回

100年に1度の変革期を迎え
サービスのあり方も進化する