あなたに伝えたいボルボの話 第4回
ボルボを通じて広がる
サステイナブルな生活
だれもが当事者である気候変動問題。ひとりひとりが手を取り合い、解決していくことが求められている。ボルボは、2040年までにクライメイトニュートラルな企業を目指し、資源効率を最大限に高めた循環型企業となることを決意している。ボルボとユーザーを繋ぐボルボ・カー 世田谷でも、サステイナブルを意識したユーザーサービスに変化していくべく、努力を続けている。
サステイナブルなクルマを扱うお店に
求められるサービスとは
先日ボルボから発表された電気自動車のEX30は、ボルボ史上最小のSUVであり、同時にこれまでのボルボ車のなかで最小のカーボンフットプリントを実現したモデル。つまり、走行により排出されるCO2だけでなく、原材料の調達から生産に至るまでの過程まで、極力CO2を排出しないよう工夫。ミニマルなデザインとリサイクル素材を取り込んだマテリアルは、EX30にこれまでのクルマにない魅力を与えている。
クライメイトニュートラルであることが、同時に商品の魅力にもつながる。これぞ、新時代のクルマづくりと言えるだろう。
そうした変化を受けて、ボルボ・カー 世田谷でも取り組みが始まっている。セクションを超えて行われるミーティングでは、それぞれがマイボトルを持参し、どうしたらお客様に喜んでいただけるのか、カーボンニュートラル社会を意識した販売店へのアップデートを続けている。
サステイナブルについてのミーティングは、セクションを超えて行われる。ユーザーの満足感を高めながら、同時に環境への影響を最小限に抑えるために。新しい時代のクルマにふさわしいサービスや店舗環境を作り上げていく。
デジタルとオンラインを駆使する一方で
ひとの気持ちに沿った接客を意識
セールススタッフの小池上さんは、ユーザーにクルマの特徴や魅力を伝え、最適な1台を選んでもらうのが仕事だ。
「ボルボにしかない魅力、北欧らしさをお客様にどう伝えていくか。大きな変化としては、オンラインとデジタル化を取り入れたことがあります。カタログやお見積りをデジタル化したことで、段階的にペーパーレスを実現に向けて動いております。メールでコンセプト動画をお送りすることで、よりお客様がクルマを理解し、明確にイメージしていただけることもできるようになりました。一方で、私たちセールススタッフが存在する意味についても、皆で考えることが多くなりました。お客様の気持ちに寄り添えるよう、お礼のお手紙を書いたり、電話や直接お会いする機会も大切にしています」
「ボルボは、リサイクル素材の使用率が増えたり、レザーフリーのインテリアなど、新しい価値観を取り入れたプロダクトになっています。デジタルツールを活用することで環境負荷を減らしつつ、お客様に対してはより気持ちの伝わる対応を意識しています」とセールススタッフの小池上さん。
長年ボルボに携わってきた経験を活かし
安全で安心できるカーライフを手助けする
ワークショップサポートの早矢仕さんは、ボルボで働くようになって30年という大ベテランで、時代とボルボの変化をリアルに目の当たりにしてきた。
ワークショップサポートという仕事は、PST(メカニック)がユーザーから問診した内容を元に整備や修理の方針を決定し見積作成などを行うという重要なもの。その時に、ユーザーの立場や目線を意識して、PSTにアドバイスを行うこともあるという。ユーザーが安心してボルボのある暮らしを続けていくために不可欠な役割だ。
「時代によってクルマのメカニズムが変わって行っても、ボルボのポリシーである安全性への追求は変わりませんし、お客様もそれを求めておられます。私としてはなるべくお客様が相談しやすい雰囲気づくりを大切にしています」
ユーザーが安心してボルボに乗り続けられるために。デジタル時代だからこそ、積み重ねてきた経験を活かして人間らしい接客対応を続けていく。
クルマを動かすメカニズムがエンジンからモーターに変わっても、それを適切に維持するための点検整備は不可欠。ワークショップサポートの早矢仕さんは、30年にわたる自身の経験を活かし、ボルボに求められる安全という価値を守っていく。
サステイナブル社会に向けて
ひとつひとつ工夫を積み重ねる
ボルボ・カー 世田谷を訪れると、いつも素敵なフラワーディスプレイが出迎えてくれる。こうしたおもてなしを担当するのがショールームアテンダントである中村さんの役割だ。
「お客様にとって居心地のいい空間をつくっていくのが私たちの仕事です。ボルボの生まれ故郷であるスウェーデンは、サステナビリティの分野で世界をリードしています。そこで、我々もそこから学び、おもてなしに生かしています。例えば、お待ちいただく間にお茶をお出しするのですが、紙ストローや紙製コースターを辞めて、使い心地のいいガラスの器や洗って何度でも使える木製のコースターをご用意しています。ボルボ・カー 世田谷をご利用いただくお客様は、サステイナブルにも関心をお持ちの方が多いので、喜んでいただくこともあってとても嬉しいです。私たちに出来ることは小さなことかもしれませんが、毎月1回話し合いの場を設けて、アイデアを出し合っています」
「ショールームでは、待ち時間を快適にお過ごしいただけるように、Wi-Fiをご用意しております。最新モデルのカタログはデジタル化されていますので、お手持ちのスマートフォンなどでご覧いただくことができます。ペーパーレスもサステイナブルに関する取り組みの一貫です」とショールームアテンダントの中村さん
SHOP DATA
ボルボ・カー 世田谷
所在地:東京都世田谷区用賀1-10-15
電話番号:03-5491-1611
営業時間:10:00〜18:00
定休日:毎週水曜日、第1・第3火曜日定休
過去記事
あなたに伝えたいボルボの話 第1回
ボルボ一筋のベテランが語る
「ボルボを選ぶひとたち」
あなたに伝えたいボルボの話 第2回
100年に1度の変革期を迎え
サービスのあり方も進化する
あなたに伝えたいボルボの話 第3回
全国トップセールスに聞く
ボルボをいま、買うということ