あなたに伝えたいボルボの話 第5回
デジタル化が進むからこそ、
コミュニティの場であり続ける
新世代ボルボの旗手として華々しく登場した、オールニューモデルEX30。コンパクトで魅力的な電気自動車として、日本でもすでに人気を集めており、ボルボ・カー 世田谷のショールームにも来場者が多数訪れている。
電気自動車EX30が備えている
環境性能に加えた大きな美点
まったくのブランニューモデルになるEX30。C40、XC40に続く3モデル目の純粋な電気自動車で、現在のラインアップのなかでもっともコンパクトなSUVになる。そんなニューモデルの魅力を、ボルボ・カー 世田谷では次のように分析している。
まず、ボディサイズが日本の道路事情にジャストフィット。EX30のボディサイズは、全長が4235mm、全幅が1835mm、全高が1550mm。これは、XC40と比べて全長は205mm短く、全幅が40mm狭く、全高については100mmも低い。つまり、立体駐車場に対応するサイズなのだ。駐車場を選ばないことがどれだけストレスフリーなのかは言うまでもない。
「ボルボ最小のカーボンフットプリント」をうたうEX30は、インテリアのトリムにリサイクル素材を積極的に使っている。シンプルなデザインにマッチしていてモダンな印象なので、ぜひ実車を確認してもらいたい。
そして試乗についても、初めて電気自動車に乗るユーザーがその魅力を体験できるようプログラムを考えているとのこと。電気自動車だからこそ実現したコンパクトカーの常識を超えた静粛性やスムーズで力強い加速はもちろん、ワンペダル運転の便利さなどを伝えていきたいと盛り上がる。
マンションであっても電気自動車を
おすすめしたいこれだけの理由
魅力的なニューモデルであるEX30。一方で、まだ電気自動車に触れたことのないユーザーにとっては、期待と同じくらい不安もあるに違いない。そこでボルボ・カー 世田谷では、スタッフが自ら電気自動車に乗り親しむことで、ユーザーとのマッチングを含めた、商品の特徴を研究している。ゼネラルマネージャーを努める岩渕さんもそのひとりだ。
「電気自動車に乗って驚いたのが、スムーズな加速や高い安定性、そして優れた静粛性です。EX30はコンパクトSUVですが、ボディサイズからは信じられないくらい上質なクルマに感じるはずです。充電についても、自宅に充電器があればもちろん有利ですが、大容量のバッテリーを搭載しておりますので、買い物スポットなど日常で立ち寄る場所にある充電設備を活用することで、マンションにお住まいの方でも不自由なくお使いいただけると考えております。むしろ、給油のためにスタンドに寄るという行為がなくなることで、いままでよりも楽に感じられるかもしれません。一方で、ボルボのラインアップには電気自動車の他にも、プラグインハイブリッド車やマイルドハイブリッド車(※)など多彩なご用意がございます。お客様の生活に合わせた最適な選択ができるよう、我々がお手伝いさせていただきます」
ボルボは現在、電気自動車として「C40 Recharge」、「XC40 Recharge」、そして「EX30」の3モデルを販売中。一方で、プラグインハイブリッド車やマイルドハイブリッド車も用意し、ユーザーの多彩なニーズやライフスタイルに応えている。
※2024年1月より「48Vハイブリッド」の名称は「マイルドハイブリッド」に変更されました。
ひとの暮らしを守るクルマ、ボルボ
販売店はその絆を深める存在でありたい
ボルボは、「ひと」と「ひとの未来」を守るために、イノベーティブな発想と技術によって、未来を変えようとしている。
電動化モデルの推進やカタログのペーパーレス化に代表されるような、デジタルサービスはその代表例だ。一方で、ボルボ・カー 世田谷では、デジタル化が進むからこそ、ユーザーとボルボの接点となる販売店は、より一層人間を大切にしたいと店舗の指揮をとる岩渕さんは考えている。
「ボルボ・カー 世田谷ではここ数年、お客様の満足度を高めるための施策に取り組んできました。当初は、なにかをプレゼントしよう、サービスしよう、そんなレベルの発想でのスタートでした。しかし、スタッフ全員が参加するミーティングを毎月実施し、自分達が職場を離れたときに受けた接客を吸収しながら、日々取り組みを続けていくうちに、どんどんシンプルな考えに辿り着きました。それは、販売店はひととひとが向き合うコミュニティの場だというものです。たとえば、点検整備で来場されるお客様がいらっしゃるとします。まずショールームアテンダントがお客様をお迎えして、それからPST(メカニック)がお客様と直接やりとりをするのですが、お待ちいただく時間が発生しますよね。その時に担当セールスがお声かけして、新しい情報を提供できるかどうか。それは販売に繋げるという意味ではなく、販売店が持ち得る最新情報をお伝えすることも、我々にできるおもてなしのひとつだからです。わたしは、あるお客様に教えていただいた言葉がいまでも印象深く残っています。それは、『正直であること』。まだまだ勉強が必要ではありますが、スタッフ一同、お客様との関係が未来につながるよう努力を続けて参ります」
ボルボ・カー 世田谷でゼネラルマネージャーを努める岩渕さんは、自動車産業にとっての大転換期を受けて、どうすればユーザーが安心して満足できる販売店でいられるかについて、取り組みを推進してきた。
SHOP DATA
ボルボ・カー 世田谷
所在地:東京都世田谷区用賀1-10-15
電話番号:03-5491-1611
営業時間:10:00〜18:00
定休日:毎週水曜日、第1・第3火曜日定休
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